救心はお年寄りのための薬ではない!緊張をほぐす効果も

我が家では救心は薬箱ではなく、高齢の母の財布にお守りのようにちんまりと収まっています。

救心はお年寄りの薬のイメージが強いのですが、実際には 就活のときの面接や会社でのプレゼンのときの緊張を解すためにも使われているとのこと。

母のためにも、緊張しいの娘のためにもあらためて救心の効果や使い方について知りたくなりました。

救心は緊張をほぐす効果も期待できる

「きゅーしん、きゅうしん」のフレーズが馴染み深い救心は動悸、息切れ、気付けの薬として知られていますが、使ったことのない人間にとっては漠然と心臓の働きを助ける薬なのだなあというイメージしかありません。

実際にはどのような働きを持つ薬なのでしょうか?

救心の公式サイトをのぞいでみると代表的な5つの効果が紹介されていました。

①心筋に働きかけ心臓の機能をたかめることで血液循環を良くし、動悸や息切れを改善

②呼吸興奮作用により呼吸を整え息切れを改善

③自律神経のバランスを調整することで動悸や息切れを改善

④脳を含めた全身への血液循環を改善することで酸素を行き渡らせ気付け効果を発揮

⑤体の余分な水分を体外に排泄することで心臓の負担を軽減

ここで、気つけとは何だと私は思ったので調べました。

◆ 気付けとは?

言葉の意味的には気絶した者の意識を回復させる疲れて元気がない者の気持ちを引き立てるということですが、医学的には心臓機能の低下や血行不良により脳への酸素や栄養の供給ができなくなり気が遠くなったりした状態を薬で回復させることを言います。

適度な緊張は、心や体を引き締めパフォーマンスを上げる効果がありますが、過度の緊張はミスや失敗を招く原因になります。

あがり症のひとや極度に緊張するひとが、大事な場面で気持ちを落ち着けるために救心を使用するというのは有効です。

ですので、救心は高齢者の薬としてだけではなく、緊張する場面におかれることの多い若い世代にも見直されている薬となっているのです。

救心はこんなときにつかわれている

日常の生活の中で

・朝のラッシュアワーや繁華街でのめまいや立ちくらみ

・残業続きで仕事に集中できない時

・検診や心電図検査でも異常がないのになんとなく胸が重苦しい

・立ち仕事で夕方になると足がむくむ

・面接や試験、会議などの挨拶などであがってしまい胸が苦しい。

・更年期や自律神経失調症などでめまいや動悸がする

登山

登山時の動機や息切れ、寝不足や疲労を回復させるための気付けとして。高山病の兆候を改善するというデータもあります。

ゴルフ

ゴルフのショットやパットの時は精神的な緊張感が高くなるため血圧が上がることが多く、グリーン上での狭心症などの事故が心配されます。救心はゴルフ中の心臓の負担を和らげてくれます。

旅行

飛行機や車での長時間の移動では血流が悪くなりエコノミークラス症候群が心配されます。救心はこのような状況になりにくくする働きが期待できます。

また時差ボケや長時間の運転での脳の疲れ、温泉での湯あたりに対して気つけ効果を発揮してくれます。

お酒

お酒の飲み過ぎによリ疲れが溜まった時。忘年会や新年会の帰り急に寒い場所に出ると動悸がするときなどにも

使用上の注意点

救心は動悸息切れと言った不快な症状を緩和してくれるおくすりですが、症状が重いときや長引くときは必ずお医者様に診てもらうようにしてください。

また、飲み続けることで体質が改善されるようなものではありません。

その成分は極めて貴重なものばかり

救心には8種類の生薬から作られていますが、それらはどれも貴重なもので、かつては一握りの高貴な人びとしか手に入れられなかったものばかりです。

センソ  ヒキガエルの分泌物(ガマの油)

強心作用をはじめ発汗防止といった効果が期待できます。

ゴオウ  牛の胆のうに生じた結石

血液降下作用、解熱作用、低酸素性脳障害保護作用ほか動悸による不安感の鎮静にも効果あり。

ロクジョウ シカの雄の袋角を乾燥させたもの

強壮・強精・鎮痛作用があります。

高麗ニンジン 和名はオタネニンジン

胃腸系に効果がある生薬。疲労回復、免疫機能亢進作用あり。

レイヨウの角 サイガという動物の角の粉

鎮静作用、血圧降下、催眠作用により高ぶった神経を鎮めます。

真珠

ストレスや心身疲労からくる自律神経の緊張を和らげます。

ジンコウ

体内を温めて痛みや吐き気を抑える効果があります

リュウノウ  竜脳樹(木)の精油

気力や意識の減退を回復します。

ドウブツタン 動物の胆のう

いろいろな動物の胆のうです。胆汁促進・消化促進。整腸作用があり他の成分の吸収を助けます。

これらの生薬は、高価すぎて漢方薬局で通常は在庫しないそうです。そのため、価格的にも高価な薬となっていますが、高いイコール効き目があるというわけではないので、体にあっているかどうかは自分で判断するしてください。

救心には働き盛り世代用や女性用もある

ビジネスの最前線で働く40代~50代のための救心錠剤

ストレスや緊張にさらされやすい40代~50代が手に取りやすいタイプの救心です。

配合成分は従来の救心と同じですが、生薬特有の味やニオイが気にならないコーティング錠剤になっています。

40代~50代の女性のための救心カプセルF

自律神経の乱れや血液循環の滞りなどで、体の不調が現れやすい40代~50代女性の為の救心です。

8種類の生薬はそのままに、血行促進作用のあるサフランと自律神経のバランス調整作用を持つロクジョウが追加配合されています。

こちらは飲みやすいミニカプセルに入っています。

子供でも飲めるノイ・ホスロール

ノイホスールはブクリョウ・ケイヒ・タイソウ・カンゾウの4種の生薬から作られたおくすりで、緊張などで神経が高ぶったときの精神不安や、動悸に優れた効果があります

顆粒で分包されているので携帯しやすいです。

まとめ

娘のあがり症は実は母親譲りです。私もまた幼い頃から人前で発表することが苦手で、習い事の発表会などでもうまくできなくて焦燥感に駆られていました。あの時、もし救心を飲んでいればと今でも赤面してしまうような失敗も何度か・・・

薬に頼りすぎるのもどうかとは思いますが、緊張しやすい娘も私もこれといったときには救心を使うのもありかなと今は思っています。

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